テレビを見てたら

　聞きたくない言葉が　どんどん増える。　
　これまでにも「何々　させていただく。」とか「癒される。」とか「何々を　立ち上げる。」などが　嫌だ。
　
　最近　多いのが　「謝りたいと　思います。」だ。　正しくは「申し訳ありません。」とか　「お詫び申しあげます。」とか「すみません。」だろう。
　「謝りたいと思います。」だと　「謝りたいんだけれど　色々な事情で出来ません」って感じがする。
　　陳謝の対象者が現場に居なければ　このセリフもあるのだろうが、テレビカメラで撮影されていたり、対象が国民や県民など不特定多数だったら　これは相当に不適切だぞ。

　「謝りたいと思います。」って聞くたびに「ごめんなさいって、言うべし。」とテレビ画面に向かって　ぼやいています。

　と、ここまで書いてたら、衆議院選挙で大勝して、そのテレビの記者会見で鳩山代表が「国民のみなさんに　感謝を申し上げたいと思います。」と、言ってた。
　何故、「感謝いたします。」って、言わないんだろうねぇ。

　テレビを見ていたら「上島竜平」が、著しく痩せていた。　その隣に居た「出川哲郎」が、もの凄く太って見えるほどに、ヤツレた顔をしていた。　　

　番組か何かでのダイエットかもしれないが、中年の男性が急速に激やせするのは、見ていて気味が悪い。　数年前の「伊集院光」の時もゾッとした。

　もっとも今回の場合は、そのコスチューム（おむつ姿）が、不気味さに拍車をかけているのだろうけど。

　ボクは「山城新伍」のファンです。

　「風小僧」からのファンです。　テレビでは「白馬童子」ばかり言っているけれど、納得できません。
　毒舌家としても　大好きです。　（ピークは３０～２０年前あたりでしょうか。）
　彼の映画の解説・評論も好きです。　これに関しての著作を　もっと残しておいて欲しかったのに。

　　印象に残っている最後の作品は「古畑任三郎」のマジシャン役です（娘役は松たか子）。　追悼番組で放送するなら　この作品を希望します。

　合掌

　可及的・　意識的に過去形を避けました。　　　文中敬称略。

　なんの気なしにテレビで「ナイト・ミュージアム」を見た。

　これが　面白かった。　家族向きの娯楽映画としては、よく出来ている。　７０点です。

　それよりも　見始めて　いきなり「ディック・ヴァン・ダイク」が出てきたので、驚いた。　メリー・ポピンズ以来の４０年ぶりだ。　
　と、思ったら続いて「ミッキー・ルーニー」が現れた。こちらはジュディー・ミュージカル映画以後の５０年ぶりかな。　まだ俳優をやっていたんだ。
　さらに進んで「ロビン・ウィリアムズ」が、登場。　なるほど「ジュマンジ」の博物館版だったのね。

　こういうゴチャゴチャ、ガヤガヤ、おもちゃ箱をひっくり返したような映画、アメリカ人は好きだねぇ。　日本人のボクには　盛り込まれ過ぎてて、油っこくて　お腹イッパイって感じだな。

　それと　例によって「父親と息子」のテーマも出てきた。
よほど米国は　このテーマが好きらしい。
(主人公と子供の方ではなくて、ルーズベルトと主人公との関係のことです。）