テレビを見てたら

　缶コーヒー　BOSSの贅沢微糖の　ＣＦの話。
　
取調べ室で　白状させるために水着の婦人警官がゾロリと出てくるのは、よくあるパターンだが、「デビ婦人の人生相談付き」ってのは、意表をついてて面白い。　
　バージョンによっては、「オプションで　デビ夫人がついてます。」ってのも有る。
　
　この女性は外見と違って、常識人・知識人だが、ユーモアのセンスもあるようだ。ちゃんと敬礼もしているし。　こんな　小母ちゃんが親戚に一人居て、たまの法事なんかで会うってのも、楽しいかもね、しょっちゅう（これは方言か？）は嫌だけど。
　
　なお贅沢なカツ丼だか、天丼だかの場面は、蛇足というか、ちと　しつこいと思うぞ。

　九月二十日。　テレビを見ていたら　ニュースの女子アナウンサーが「秋の七草」を紹介していた。
　ふむふむ。
　
「・・・萩の花　おみなえし　葛の花　ふじはかま・・・」
　
　おぉっとぉ～、ちょっと　待ったぁ～。
　それを言うなら「ふじばかま」、「ば」と濁るんだよ。「藤袴」を漢字のまま読んじゃぁダメ。
　
　つまり彼女は「袴」という漢字は知っていても「ふじばかま」っていう植物は、見たことは勿論、聞いたこともないんだね。　
　その人が「秋の七草」を紹介するってのは、どんなもんだろうか。

　ここ一週間のアメリカ政府の経済対策は面白かったな。
　
　他の企業は公的資金を湯水のごとく使って救済したのに「リーマンＢro.」だけは、冷徹に見放して潰してしまった。　　
　山崎豊子・松本清張・城山三郎なら　これで小説を一作仕上げるだろうね。
　
　私が想像するに、　
　「ブッシュ大統領が　下院議員の時代にリーマンＢの口車に乗って、ひどい損害を被ったことがあり、その恨みで・・・」
　「財務長官が、大学生時代に愛していた恋人を現在のリーマン社長に横取りされた過去があり、その敵討ちで・・・」　ではないかと・・・
　
　邪な想像は　慎みましょう。

現在放送中の愛昇殿のCMが、実に良い。
何度見ても　ウルウルきそうになる。

うまく文章に出来ないので、直接見てください。

http://www.aishoden.jp/tvcm/index.html

　歌は岡本孝子さんです。

前記のあとで調べてみたら・・・
　
　東インド会社の頃の「インド」とは、欧州と地中海沿岸以外の地域をすべて含めているのだそうだ。　　　　すごいね。　
　「清」も「日本」も「アフリカ」も「アメリカ大陸」もみんなインドだぞよ。
　
もう一つ。　
　「West indies」としているのは、英国が元ネタであるらしい。　スペイン系では使ってないらしい。「カリブ諸島」であるらしい。　
なるほどね。
　そもそも「West　indies」の訳し方が間違っているのだ。　西インドでは、インドの西か、インドの西の部分だもの。　
　「西方インド諸島」「西側インド諸島」かな。

　テレビのクイズ番組を見ていたら、
「世界のナニナニ諸島を　五つ言いなさい。」ときた。

　モルジブ諸島にマリアナ諸島、カナリア諸島にハワイ諸島。進化論のガラパゴス諸島に、紛争で有名になったフォークランド諸島。
　
　うむ、何か大事な諸島を忘れているぞと頭を捻ったが出てこない。 　画面に正解例が発表、ああ　そうだ　西インド諸島だ。
　
　と、ここで「西インド諸島」に疑問が。
　コロンブスがインドに着いたと間違えて　名づけたと言うが、アメリカ大陸がインド大陸だとしたら、そこは「東インド諸島」のはずだよね。　 　
　「欧州から見たら西だ」ってのは却下。 　
　「インドの西にある島々」って意味のはずだもの。それが証拠に「フィリピン・インドネシアの島々は、東インド諸島」って、別称が以前あった　はず　だ。
　
　ま、地元の人たちが文句言っていないのなら、それでいいけどね。