2011年7月5日火曜日
指折り数えてみたら
7月4日、TBS系列の「世紀のワイドショウ!今夜はヒストリー」を見ました。
基本方針は歴史初心者に分かりやすく、であるらしい。 中高生が学ぶのには手ごろで、興味も持ちやすいと思う。 放送時間も午後七時、歴史入門編の番組だ。
今回は「皇女和宮」。幕末のゴチャゴチャをかいつまんで上手く説明されていて、合格点です。
ただし問題点も多々ある。
その中から 一つ。
当時 十七歳どうし(皇女和宮と徳川家茂)の結婚は、普通の出来事。決して若すぎるってことは無い。
この松島尚美の発言に対して、何の説明も補足もないのは、歴史番組として罰点です。
三木 露風の時代でさえ(大正時代)「十五でねえやは 嫁に行き・・・」である。
さらにこの時代は「数え年」だから実際は「13~14歳」で結婚したことになる。
まして江戸・幕末の頃の17歳は、普通の結婚年齢。
なお番組での、この「17歳」も「数え年」と思われるので、そのことも明記、又は説明しておくべし。
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